カシオの腕時計について

カシオの腕時計について

カシオは今や腕時計の印象が強いと思いますが、最初は顕微鏡の部品や歯車などを作る小さな下請け工場としてスタートしていいます。
1946年に樫尾忠雄氏が「樫尾製作所」を設立。
そしてその開発力は腕時計ではなく…日本初の電気式計算機として名を轟かせます。

更に改良を加え1957年には世界初の小型純電気計算機を商品化。
ここで初めてカシオ計算機株式会社を設立することになります。

元々が計算機メーカーということもあり、カシオは機械式時計の歴史は全くありません。
クオーツ時計を冷静に見ていたカシオはデジタル時計の時代がくると読んで腕時計の開発に力を入れ出します。

そして発表したのが自動で対応するオートカレンダー機能付きの「カシオトロン」です。
これは世界初の技術ということで多機能デジタル時計の先駆けだったと言えるでしょう。
その後もカシオは独自の開発力で多機能時計を次々と発表していきます。
個人的な名作としては、十八番の電卓機能を搭載した「データバンク」。
多機能時計は未来を予感させる子ども心に溢れた素晴らしいジャンルを築き上げたと思っています。

そしてついに登場するのがカシオの代表作と言われる「G-SHOCK」を1983年に発表。
薄さ、軽さを追求していた腕時計が主流であった時代に真逆のゴツゴツしたデザインは時計業界の常識を覆すものでした。

「ビルの上から落としても壊れない時計」というコンセプトがとにかくインパクト大だったことを覚えています。
実は発売当初に火がついたのは日本では無くアメリカです。
そして国内で人気が出るのはなんとその10年後…。
ファッショントレンドも変化し、機能とデザインが再評価されてからの大ヒットとなりました。
それ以降は勢いが止まらずに全世界で爆発的な大ヒットを記録します。

G-SHOCKはタフな腕時計という新しいジャンルを作った貢献者であると思います。